SCPのオブジェクトクラスについて①
では分類後は危険性が変わるか?という問いはもう皆さんお分かりですね? ・・・はい、変わりません。
ですので、Safeであっても研究員の皆さんは常に危険と隣り合わせだということを忘れないでください。
エージェントの皆さんはSafeの話と合わせて、オブジェクトの外見に関係なく常に警戒してください。
Safeは言ってしまえば拳銃、テロリストの持ち物でない核兵器、瓶詰の毒薬などと考えてください。
http://scp-jp.wikidot.com/
ぶっちゃけSCPのことは財団のホームページを読むのが一番正しいのですが、文章量も半端ではないですね。
今回はSCPに興味を持たれたばかりの方が、まず知っておきたいとことしてSCPのオブジェクトクラスについて書いていきます。
オブジェクトクラスは簡単に説明すると「危険度ランク」です。
ただし、棍棒と拳銃は拳銃の方が危険度ランクは高いですがだからといって棍棒が安全か?というとそうではない。
そのくらいの感覚で見てくださいというのが最初の引用文です。
前置きはこのくらいにして、早速SCPのオブジェクトクラスについて書いていきましょう。
一般的なオブジェクトクラス
Safe(セーフ)
Euclid(ユークリッド)
Keter( ケテル)
Neutralized(ニュートラライズド)
Thaumiel(タウミエル)
Apollyon(アポリオン)
Archon(アルコン/アルコーン)
古くからあるオブジェクトクラス
下へ行くほど扱いに困ったり、危険度が上がると考えると良いです。
例としてSafeは安全に収容できていれば害は無いということ。
Safeは安全というわけではない(すべてのオブジェクトクラスに言えます)です。
また、SCPは創作ですから作者の方によってそのオブジェクトクラス分けも多少読み手の感じ方と違うものがあります。
Euclidは確認されているSCPの分類の中で一番数が多いカテゴリで、わかりやすい分け方で言うとノーマルといったところでしょう。
収容できているけれど、油断したら危ないというSCPがこちらになります。
Keterは昔の分類だとNeutralizedやThaumielはちょっと特別な分け方となるので、人が触れてしまいやすい現在も活動しているやばいやつといえばこのKeterです。
Neutralizedは死んだり完全に拘束されたりして動かない(活動することがない)SCPにつけられるオブジェクトクラスです。
比較的新しくて特殊なオブジェクトクラス
Thaumielは人が意識的に操作して対SCP(主に暴走したKeter)として使えるような、武器や道具ともなるSCPに付けられるクラスとなっています。
そのためThaumielとApollyonはそれ以前の4つとは、また別物と考えた方がよいですね。
Apollyonは世界の終焉につながるような特殊なオブジェクトで比較的最近に追加されました(2021年)。
Archonはちょっと変わっていて、収容することで危険度が増すようなオブジェクトを分けたクラスです。
たとえばそれが人の生活にガッチリと組み込まれてしまっていて、そうやすやすと取り除くことができない・取り除くことでむしろ悪影響が出るようなオブジェクトに付けられています。
SCP財団は保護や収容が目的ですから、このようなクラス分けがされるのも納得です。
副次的なオブジェクトクラス
Explained(エクスプレインド)
Joke(ジョーク)
Archived(アーカイブド)
Decommisioned(デコミッションド)
Anomalous(アノマラス)
副次的なオブジェクトクラスは、SCPを読み進めて慣れてきたら意識すればよいオブジェクトクラスで、これも近年追加された分類です。
そもそも古いSCPの報告書にはこの表記はありません。
見方は、今までどおりのSafeやEuclid、Keterなどの分類の下(上?)に付くオブジェクトクラスで、中にはSCPではないものも含まれます。
長くなりましたのでこれについては次回の記事でまとめることにします。
*CC BY-SA 3.0/Dr.Rayのオブジェクトクラスアイコン集/©︎SCP Foundation http://www.scp-wiki.wikidot.com//©︎SCP財団 http://scp-jp.wikidot.com/
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